八代地域リハビリテーション広域支援センター
令和4年度活動報告
〇当センタースタッフ数(27名)
職種 |
人数 |
職種 |
人数 |
医師 |
1名 |
作業療法士 |
6名 |
理学療法士 |
16名 |
言語聴覚士 |
4名 |
〇取り組み内容
1.地域リハビリテーションの効果的な支援
(1)研修会開催:年2回開催
①「令和4年度 第1回地域リハ従事者研修会」
日 時:令和4年11月18日(金)14:00~16:00
場 所:八代保健所またはWEB
参加者:市町村、地域包括支援センター、事業所職員等 43名
内 容:令和4年度(2022年度)
熊本県県南広域本部管内地域包括ケア推進市町村支援事業(第2回)
認知症対策推進に係る研修会「コロナ禍における認知症ケア」
講 師:元田 真一氏(作業療法士) 株式会社シンパクト ケアサポートメロン 代表
報告者:小田 千里氏 公益社団法人 認知症の人と家族の会 熊本県支部 |
(WEBによる研修会の様子)
②「令和4年度 第2回地域リハ従事者研修会」
日 時:令和5年2月7日(火)15:30~17:00
方 法:WEB
参加者:市町村、地域包括支援センター、事業所職員等 40名
内 容:「科学的介護情報システム(LIFE)の導入意義と運用の実際」
~導入する?しない?導入を迷われている事業者向け研修~
講 師:金子 茂稔氏 株式会社 未来図Labo代表取締役 作業療法士 |
(WEBによる研修会の様子)
(2)相談支援
①相談対応:11件
・電 話: 0件
・来 所: 0件
・メール:11件
②出張相談回数:14回
【支援内容】
・高次脳機能障害について
・運動療法について
・ADL(評価)について
・動作介助方法について
・リハビリ専門職とケアマネージャーの連携について
・摂食嚥下、口腔ケアについて
・機能訓練について
・リスク管理について
(3)関係団体・機関等との連絡会議(2回)
①「令和4年度 第1回八代地域リハビリテーション広域支援センター連絡会」
日 時:令和4年6月10日(月)13:00~14:00
場 所:八代市役所
参加者:市町村、地域包括支援センター、事業所職員等 10名
内 容:令和4年度事業計画、意見交換 等 |
②「令和4年度 第2回八代地域リハビリテーション広域支援センター連絡会」
日 時:令和5年3月29日(水)13:00~14:00
場 所:八代市役所
参加者:市町村、地域包括支援センター、事業所職員等 10名
内 容:令和4年度事業結果、意見交換 |
(4)リハビリテーション専門職の派遣調整:10回
派遣回数 52回(延 52人:復興リハ活動を含む)
2.市町村の地域支援事業等への効果的な支援
①通いの場への派遣
②地域ケア会議等への派遣
3.その他、地域リハビリテーションの推進に必要な業務
・地域リハビリテーション推進会議への出席
・熊本県地域リハビリテーション支援センター主催の研修会等への参加
・地域振興局や八代市の担当者と打ち合わせや情報交換の実施
・八代市町・各介護保険事業所等の協力による「運動器機能評価」データ提出
・八代元気支援会議への出席
・復興リハビリテーション活動への協力
・研修会案内および活動報告
・リハビリテーション関連資料などの更新掲載
○地域密着リハビリテーションセンターの紹介
【指定施設】
・八代市医師会立病院
・八代北部地域医療センター
・熊本総合病院
・峯苫医院
・介護老人保健施設 アメニティゆうりん
・介護老人保健施設 八祥苑
・介護老人保健施設 向春苑
【活動内容】
・地域ケア会議への出席
・通いの場(サロン等を含む)への派遣
・介護予防事業対象者の運動機能評価、個別指導の実施
・個人宅への派遣
【包括支援センターの連携】
八代圏域では、地域包括支援センターと地域密着リハセンターが連携を図る目的として、
地域ごとに分けて活動を行っている。
地域包括支援センター |
地域密着リハビリテーションセンター |
氷川町地域包括支援センター |
八代北部地域医療センター
介護老人保健施設 八祥苑 |
八代市第1地域包括支援センター(ふるさと) |
八代北部地域医療センター
介護老人保健施設 八祥苑 |
八代市第2地域包括支援センター(やまびこ) |
熊本労災病院 |
八代市第3地域包括支援センター(だいち) |
介護老人保健施設 アメニティゆうりん |
八代市第4地域包括支援センター(しおかぜ) |
熊本総合病院 |
八代市第5地域包括支援センター(くまがわ) |
八代市医師会立病院
介護老人保健施設 向春苑 |
八代市第6地域包括支援センター(おれんじ) |
峯苫医院 |
○令和2年度熊本豪雨(坂本町)復興リハビリ活動への派遣
【活動協力施設】
・桜十字八代リハビリテーション病院
・八代敬仁病院
・介護老人保健施設 かがみ苑
・地域密着リハビリテーションセンター
【活動内容】
・仮設団地および被災地域の支援 等
4.振り返り
コロナ禍、対面での支援活動が難しい現状が継続している中、WEB(ICTリテラシー)を活動の軸として事業計画を遂行した。
研修会および出張相談は、概ねWEB上での実施となりましたが、WEBの特性を活かして柔軟な対応が行えたと考えています。研修会では、八代圏域(県南圏域)以外からの参加が得られました。出張相談は、相談者および対応者の時間調整が円滑に行え、移動時間等の削減が図れ、有効な時間活用が行えました。WEB上では実技指導の伝わりにくさはありましたが、動画を共有することで、情報伝達の促進を図りました。
令和2年7月熊本豪雨(坂本町)の復興リハ活動では、八代市郡の施設より活動協力を頂きました。八代市が行ったニーズ調査結果に基づいて、4会場への活動支援を行う予定で調整していましたが、コロナ禍の影響により2会場での活動実施となりました。12回/年実施しています。
県内広域管内の3地域リハ広域支援センターでは、3回/年意見交換会を開催しています。3地域リハ広域支援センターの活動状況を共有することで、自地域の活動に活かすことが出来ています。 |